2017年9月25日月曜日

和心の会9月有難うございました。

和心の会9月は「やすらぎ」をテーマに、12名の方がご参加くださいました。夏も終わりに近づき、朝夕涼しくなってきたところにぴったりのテーマ。「やすらぎ」とは、暑い夏、忙しい日々を過ごし、慌ただしさや感情が波打つような時、何かほっと安堵するようなことがあったとき感じる感覚をいうのでしょうか…。それは、その場の雰囲気、あたたかい言葉や優しい表情に触れた時、あるいは、癒されるような音楽、自然や風景かもしれません。…やすらぎを感じますよね。

では、自分自身がやすらぎを与えられるような自分になるにはどうしたらいいのでしょう。まだまだ自分が安らぎや優しさ、愛を求めている自分だとすると、どう成長していけたらそんな自分になれるでしょうか。陽月堂スタッフも、テーマ「やすらぎ」を思い浮かべながら、「月」をサブテーマに考え準備をさせて頂きました。
石川県らいららさんが9月和心の会に送って下さったハスの花
ダイニング料理の詳細は、こちらのダイニングブログをご覧ください。


さて、本日のセアロのご講話はどんなお話だったでしょうか…。
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「やすらぎ」


  • 嫌なことから逃げたら解決できるのが安らぎではない。選択の中に安らぎはない。そもそも、頭でいい悪いを選んだだけでしょ。良いと思って選んで、それをやって、「これだけやったのに、何でこうなるの?」と人に安らぎを求める。そこでホッとして、これだけ私はやった、という証にしようとしてるだけ。
  • 脳は、過去の中から一番いいものを選んできて当てはめて求める。本当は選べてないのにね。脳は今も明日も知らないから。
  • 選べば選ぶほど正しくない方へ行く。安らぎから遠ざかる。
  • 人から隠れて安らぐなんて、本当は無い。無理です。逃げて避けて「少し一人にさせて…」。安らぎを…、と思っている…。単にその空気から逃げているだけ。単に、新しい出発点を見つけようとしているだけで。逃げればまたそこから繰り返して続くだけなのに。
  • 情熱のかけたところ。それでもやり続けて埋めていく、そして満月になったとき、本当の安らぎが来る。求めてもいない。満月は一瞬。満ちる、欠けるを繰り返す中の一瞬。積み重ね、満ちていき、やり終えた一瞬が満月。その時本当の安らぎがくる。求めてもいない。
  • 正しい道は見えないもの。見えたら正しい道とは言わない。知らない世界、頭の知らない今までやったことのない所を、一歩前、一歩前と歩いていく。頭は、一歩出たつもり、もう一歩先、あと一歩続けないのに、「出たのに…」と言い出す。
  • 景色が変わるまで歩み続けないと。歩んで歩んで、満ち足りるまで、欠けたところを自分で埋めていく。新しいもので埋めていく。いっぱいになって、満ち足りた満月になったら一瞬やすらぎがある。人からも、あの人の近くにいたら気持ちいい、と言われる人になっている。
  • 一瞬の満月、満ち足りた気持ち、そんな自分の満月を自分でつくること。そこに安らぎはある。一生懸命、夢中の姿、その後光を人がみて安らぎを感じる。
  • 人の後光を見て、与えたくなる。光を感じて施そうとする人が出てくる。感謝、そして労わりたい、という気持ちになる。
  • 人をみて自分がそう思ったら、自分が動く。一歩出る。そうする自分も自分の満月にむかって歩んでいける。そこに自分の安らぎがまた生まれる。
  • 人の後光が自分の光につながる。後光は前にない。光は出そうとして出ない。過去をみる頭は、前に光を見ようとしているだけ。過去の経験から想像はできても、本来の明日のための選択はできない。逃げたい、こうなりたい、ああなりたい、と自分の頭の選択の中から答えは出てこない。
  • 真心こもった料理を食べる。食べて安らぎを感じたとしたら、食べたら安らぎも消える。消えたら一歩進むしかないだろ?
  • 年は重ねていくもの。前に歩いていくもの。出たふりして後ろに下がって…。なぜ後ろにいくの。後ろにいくから幼児返りして…、だからボケるんでしょ。
  • 「傷ついた」…っていうけど、真心は傷つかないよ。作った心は傷つく。「嫌だ、疲れた」…って、頭で答えを選んでこだわって、それを求めて得られないから「傷ついた」、って…。求めて安らぎなど味わえるわけない。
  • 食べ物も同じ。菜食主義の人が「私、肉はだめ」というが、肉がだめなんて、肉の方が迷惑だ。肉じゃなく、お前がだめなんだろう、と言いたい。



2017年9月19日火曜日

薬膳リトリートご参加有難うございました♪


9月16~18日の3日間、薬膳リトリートを実施致しました。 台風18号が直撃!という予報の中でしたが、全国各地から13名の方がお越しくださいました。17日は一時的に激しい風が吹き、大雨が降っていましたが、あっという間にやみ、18日は素晴らしい快晴に恵まれました。...

2017年9月15日金曜日

ミャンマーへ行ってまいりました(9月)

今回の出張では、NPO関連の物資持参や各プロジェクトへの寄付などの受託業務とミャンマーJMCショップへの納品とサンプル品の持参とプレゼンテーション、農産業プロジェクトへのアドバイス等を行いました。

NPOの活動内容と収支報告は、NPOのブログでご確認頂けます。

<農産物加工品研究事業関連>

現地法人JMCのココナツ工房から、ピーナツオイル、はちみつ等のサンプルを受取り、品質チェックを致しました。ココナツの実がミャンマーの農村部で大量に買い占められるという事態を受け、本年度はオイルの生産が全くできませんでした。実際には、5月頃になって、買取りに来た企業と契約をしたものの、結局引き取られることもなく、連絡も途絶えてしまったという村があり、JMCに買取の交渉をしてきたそうですが、品質と取引相手の態度から村の判断できっぱり断る、ということがありました。

COCOWINのココナツオイル生産は、手作り製造方法を行っている以上、年中いつでも可能ではありません。通年製造の実験も行いましたが、どうしても水分残留やろ過工程で目詰まりがする、ココナツの実が濡れてしまい、仕上がりの香りに大きく影響されるなどの結果を受け、2~4月の2か月間のみしか製造しない事を決めています。次の機会は平成30年の2~4月ですので、今から材料となるココナツの実を確保していく必要があります。昨年のトラブルを参考に、なんとか正しい取引先の村が見つかることを願うばかりです。

<ミャンマーの人気商品>

陽月堂から納品した商品の中で、要望が高い物の一つに、スマートフォン、パソコン、タブレット類があります。
中古品がほとんどですが、日本で仕入れられる中古品はまだまだきれいで、型が古いものなどは新品同様で手に入れられます。
肝心なことは、電話も家になかった生活の人々、特に若い世代の人達が、いきなりスマホを手にして使い方をよく理解していない点。陽月堂とJMCは、必ず顧客に対して詳細の説明を行います。単に操作や設定の方法ではなく(それなら地元の店で簡単に聞ける)、ネットの危険性や情報リテラシーを伝える必要があると考えていることから、短時間でもレクチャー時間をもつようにしています。

ソニーのスマホも日本で製造しているわけではなく、また、SIMフリーの機種に限られることから、日本ではあまり流通してないものになります。現地でも手に入れることはできるのに、それでも日本からの中古がいい、と信じ込んでいる消費者も少なくなく、それを良い事に商売ありきの取引をするのではなく、陽月堂はNPO支援活動の精神を受け継ぎ、しっかりと伝えるべきを伝え、上手に便利なものを使って頂けるようにしたいと考えています。


<ミャンマーの日本語を学ぶ学生たち>

日本では、技能実習制度という、外国人に日本で仕事をしながら技能を身に付けてもらおうとする制度があります。常に外国人労働者をめぐっては、どんな制度を設けようとも賛否両論あり、また就労や滞在中のトラブルも絶えません。確信犯的に計画を立て、他の目的で仕事をさせる、あるいは日本にいく、という、どちらか一方だけの問題もありますが、理解やコミュニケーション不足、仕事に対する意識や他国文化に対する情報不足が原因ということは少なくないと思います。

ミャンマーでも、この制度を利用し、ミャンマーで日本語を学んでもらい、日本から要望のあった企業に仲介し学生を日本に送る、という中間団体が数多くあります。うわさが噂を呼んで、日本語を勉強して日本に行こう、という若者が沢山いますが、情報が口コミのみだったり(途上国では公開情報より経験者や噂の情報を重視する傾向が強い)、都合よくうまくいったという話を信じ込んだり、とにかく勘違いが多いのが現状。

最近、介護・看護士として日本で働くミャンマー人が増えてきました。日本語の勉強をさせてもらえ、2-3年日本で介護士としての勉強をしながら働くことができるという話です。ミャンマー人なら相応しいのでは、と思っていましたが、現地でそうした中間団体の日本語学校に通う学生たちが悩んでいるので相談に乗ってもらいたいという依頼が来ました。

14人の学生さん達と面会し、陽月堂のウィンさんから、日本語を独学で学び、日本の大学に通いながらNPO活動に携わり、そして昨年から日本で仕事をし始めた経験者からの話に、学生さん達は興味津々に耳を傾けていました。

介護や看護師になりたい、というわけでもないのに、ただ、日本に行きたい、という学生たち。理由を聞けば、稼ぎたい、親を助けたいと言うけれど、どうもそれさえも言い分けにしか聞こえない。では何が不安かというと、300万K(約30万円)のお金を払わされ、13万の給与から住居や食費を引かれ、手取りが少ない、日本の会社は厳しいと聞く、面接したのに何の連絡もない、説明がない…、といった内容に口をそろえます。

ウィンさんの話の概要

(日本語で話し、分からないところをビルマ語で)

自分で目標もないのに、文句だけ言うようなミャンマー人は日本に行かない方がいい。ミャンマー人として恥ずかしいですよ。

不安なことがあれば直接聞いて、本当に相手が悪いのか、自分が無知なのか知ることが大事。厳しいのは当たり前です。
日本人は良く働くから素晴らしい社会になっている。皆で働くから便利な社会。どこかの国みたいに、日本には文句言えば何とかしてくれる、と思っているなら大間違い。最初は優しい日本人も、出来ない人に厳しくするのは当然。日本語も分からない、世の中の事も知らない、世界の中でミャンマー人は笑いものですよ。

日本でもいい人ばかりではない。差別されたり馬鹿にされることもある、でも悔しかったら、絶対見返してやるぐらいの気持ちで勉強して頑張る気持ちがないと外国に行ったらだめだと思う。ミャンマーは素晴らしい国なんだから、ここで十分幸せになれる。
人の国に行くんでしょう。勉強して仕事させてもらいに行くんでしょう。日本にも、ミャンマーと同じように、郷に入っては郷に従え、ということわざ、ありますよ。他の国に行くんだったら、文句言わずに辛抱しないとだめです。

ミャンマー人には素晴らしい所が沢山ある。ミャンマーの誇りを忘れず、日本を愛して、日本の周りの人々がミャンマーの人に来てもらって本当に良かった、素晴らしい人達だ、と思われるような気持ちで頑張りましょうよ。

もし、日本に行く事を決めて、日本に行って、困ったことがあればいつでも連絡してください。相談にのります。もし、本当に悪い人達がいたら、すぐ連絡下さい。